映画『サマーウォーズ』がアカデミー賞長編アニメ賞にノミネート申請!去年は『新劇場版ヱヴァ:序』も候補だった!
2009年に公開された細田守監督のアニメーション映画『サマーウォーズ』が、今年度アカデミー賞の長編アニメ賞部門にノミネート申請されたことを北米の配給会社FUNimation Entertainmentが明かした。
本作は、世界各地の映画祭で絶賛されるなど、細田監督の前作、映画『時をかける少女』に続いて、海外で高い評価を得ている作品。アカデミー賞長編アニメ部門のノミネート作品は、配給会社が推薦した中から3作品、ないしは5作品が選ばれるが、本作は16枠あるエントリー作品で、14番目にエントリーされた。配給会社の担当者は「この素晴らしい作品に注目を集めることができるのは非常に光栄なことだ。細田監督はストーリーテラーであり、非常に才能にあふれた監督だ」とコメントを発表している。
また、同配給会社は、昨年度のアカデミー賞長編アニメ賞部門に映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』をエントリーしたが、同作品はオスカーの基準から外れていることが発覚し、ノミネートがかなわなかったことも明かした。昨年の長編アニメ賞は作品賞にもノミネートされていた映画『カールじいさんの空飛ぶ家』が受賞したが、もしもノミネートされていたら、それもわからなかったかもしれない。
映画『サマーウォーズ』は、日本のいなかを舞台にしてはいるものの、バーチャル・リアリティー、家族のきずななど普遍的な要素も含んでいる作品。今年のアカデミー賞には映画『トイ・ストーリー3』『ヒックとドラゴン』など強敵も多いが、最大の敵は審査員が作中でキーとなる花札のルールを理解できるかどうか、かも?
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