高橋ジョージ、生前のジョン・レノンと原宿で偶然遭遇した過去を告白!なんとデモテープを手渡していた!!
歌手の美川憲一と高橋ジョージが4日、都内で行われた映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の試写会に登場し、本作の主人公であるジョン・レノンへの熱い思いを語りつくした。
映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』写真ギャラリー
若きの日のレノンは、育ての親と生みの親との間で揺れ動く青春を送ったが、美川もまた二人の母親を持っており「自分とすごく似ている」と劇中のレノンに感情移入した様子。「あきらめちゃいけない信念を教えてくれる」と大感動していた。
一方、高橋は芸能界屈指のレノン好きで、娘の名前を蓮音(れんおん)ちゃんと名づけるほど。この日はメガネにコート、そしてイギリスはリバプールから取り寄せたブーツに南アフリカ産のギター「ギャロトーン」まで用意して、劇中のレノン像を完全コピー! 「衣装だけで総額40~50万円はくだらない」という気合いの入れようで、レノン好きをアピールし、1975年に発表されたレノンのソロアルバム「ロックン・ロール」に収録されている楽曲「ビー・バップ・ア・ルーラ」を熱唱した。
そんな高橋は1977年、原宿でアルバイト中にオノ・ヨーコさんと買い物中だった生前のレノンと偶然遭遇したと驚きの告白も。「握手してもらって、ついでにデモテープも渡した」と当時味わった興奮と感動を再確認していた。
『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』は1950年代のリバプールを舞台に、厳格な伯母と奔放な実母との間で葛藤(かっとう)する、ザ・ビートルズ加入前の故ジョン・レノンの青春を描く伝記ドラマ。本作が長編映画デビューとなる1967年生まれの43歳、サム・テイラー=ウッド監督と、1990年生まれで20歳の主演アーロン・ジョンソン(映画『キック・アス』)は撮影後に23歳の年の差を乗り越え、結婚。この話題に対し高橋は「うちは24歳差!勝った」と勝ち誇っていた。
映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』は11月5日より全国公開