仲間由紀恵、加賀友禅の着物姿で艶やかに登場!31歳迎え「ハッピーバースデー!」にニッコリ!
8日、映画『武士の家計簿』完成披露試写会が丸の内ピカデリー1にて行われ、仲間由紀恵と松坂慶子が加賀友禅の着物姿で登場したほか、堺雅人、中村雅俊、西村雅彦、大八木凱斗、森田芳光監督が登壇した。
本作は、幕末から明治にかけての激動の時代、つつましく堅実に生きた三世代にわたる親子のきずなと家族愛を描く物語。映画の舞台が石川県金沢(旧加賀藩)であることから、女優陣がこの地の名産・加賀友禅の着物姿で登場することになった。この日、薄紫の豪華絢爛(けんらん)な着物を身にまとった仲間が登場すると、客席のファンから「ハッピーバースデー!」の声が。10月30日に31歳の誕生日を迎えたばかりの仲間はその呼びかけに「うれしいです(笑)」とニッコリ。加賀友禅の着物については「なかなか着る機会がないので、ありがたいというか光栄ですね」と恐縮していた。
仲間は、本作で会計に厳しい夫と共に節約に励む妻を演じたが「登場人物たちは、物は豊かではないけれど、家族や大事な人とみんなで工夫をしながら楽しんでいく。撮影を通して、心の豊かさを感じることができました」と充実した撮影だったことを明かした。一方、その夫を演じた堺は「食事のシーンが印象に残っています。そのときに言葉の間からあふれてくる相手を思う気持ちは、昔も今も変わらないと思うし、演じていて楽しかった」と撮影を振り返り、「金沢の魅力がいっぱい詰まった作品です!」笑顔でアピールした。
『武士の家計簿』は磯田道史原作のベストセラー「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を、森田芳光監督が映画化した異色時代劇。代々加賀藩の財政に携わり“そろばんバカ”と呼ばれた下級武士(堺)が、妻(仲間)の支えを得ながら一家、そして藩の財政を切り盛りしていく姿を描く。
映画『武士の家計簿』は12月4日より全国公開