中国で『アバター』超えの大ヒットを記録!20世紀最大の震災を映画化した『唐山大地震』、日本公開決定!
2011年3月より、20世紀最大の震災といわれる「唐山大地震」をモチーフに、中国で映画『アバター』を超えるオープニング興行成績を記録し、3週連続1位をマークした映画『唐山大地震』が、日本でも公開されることが決定した。
1976年7月28日、中国河北省の工業都市・唐山市で起こり、死者24万人、重傷者16万人、震災孤児4,200人以上(政府公式発表数字※実際の死亡者は65万人ともいわれている)という未曾有の被害を出したマグニチュード7.8の直下型地震。唐山市の民家93%、工業施設の78%が崩壊し、橋は崩れ、送電系統もストップし、水道は汚染され、街の機能は完全に停止。たった23秒間の揺れで100万都市を完全に壊滅させた20世紀最大の震災といわれる「唐山大地震」を映画化した本作が、ついに日本で公開されることとなった。メガホンを取ったのは、米ニューズウィーク誌で、「中国のスピルバーグ」と評されたフォン・シャオガン監督。映画『女帝 [エンペラー]』などで知られるシャオガン監督の効果もあってか、中国では『アバター』を超える約4億6,000万円(約3,620万元)オープニング興行成績を記録し、3週連続1位をマーク。総興行収入80億5,000万円(6億6,000万人民元)、総動員数2,000万人という中国映画の歴代最高記録を樹立する大ヒットを記録した。
映画『唐山大地震』は、貧しいながらも幸せな生活をおくっていた父、母、そして双子の娘・息子の家族のストーリー。救出できるのは片方だけという、あまりにも過酷な選択を迫られ、息子を選択。娘の死を思いながら生き続ける母と、「息子を……」と泣き崩れる母の言葉を聞きながら、奇跡的に生き延びていた娘の運命を描く。アカデミー賞外国語映画賞の中国代表に選出され、海外メディアから「中国語映画の中で最もヒューマニズムと情感に富んだ力作だ」と大絶賛の声が上がっている本作。台湾では中国映画上映館数の新記録を樹立し、香港では中国映画として史上最高のオープニング記録を達成、そのほかすでにニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアでも公開されており、北米でも10月29日に公開、今後、オーストラリア、イギリス、韓国など世界各国での公開も控えている。日本での反響にも注目が集まる。(数字などの情報は配給調べ)
映画『唐山大地震』は2011年3月全国公開