高田純次、映画初主演作で完全燃焼!今後の目標は「アンジーと共演したい」とテキトーなコメント!
17日、芸能界屈指の無責任男、高田純次が神田明神にて行われた映画初主演作『ホームカミング』の公開記念イベントに、劇中でみこし担ぎとしてエキストラを務めたシニアの方々を引き連れてにぎやかに登場。飯島敏宏監督と一緒にヒット祈願をしたほか、今回の主演を機に持ったハリウッド進出への野望を得意のテキトー節で語った。
定年を迎えてセカンドライフを送る主人公が、地域活性化のために奔走(ほんそう)する姿を描く本作。ストーリーにちなみ、この日は高田がセカンドライフを送る人々を応援する、応援団隊長となり、その就任式にも臨んだ。今回の主演について高田は「同じ年代の人の話でうれしかった。主演という意識はなく、定年を迎えた初老の男の感じを出せればと思ったね」と気負いはなかった様子。撮影を振り返り「楽しくてうれしくて。終わったら1週間くらいボーッとしちゃったよ~」とかなり充実していたようだった。そんな高田をキャスティグした経緯について飯島監督も「高田さんを選んだのは、年齢もあるけれど、明るい方だから。町を活性化させるキャラクターにぴったりだったからです!」と起用に大満足の様子だった。
さらに、マスコミ陣から「今回の主演を機に、役者としてさらに目指すところはありますか?」と聞かれると「僕はまだ、そんなもんじゃないから……」と最初は謙遜(けんそん)するも、そこは芸能界屈指の「テキトー男」と呼ばれる高田。「これをきっかけにハリウッドに行きたいな、と。共演者はアンジェリーナ・ジョリーを予定しています。まあ、行くのはイタリアでもフランスでもいいんですけどね。でも自分の骨がもうギシギシいっているんで、どうなるかわかりませんけどね。アハハハ」といつものテキトー節をさく裂させて周囲を笑わせていた。
映画『ホームカミング』は高田純次が63歳にして映画初主演を果たした人情喜劇。仕事一筋に生きて定年退職を迎えた男が、かつて理想の街と呼ばれながら現在は平均年齢68歳の「老人街」と化している自身の住む地域でまちおこしに奮闘する様を描く。人気テレビドラマ「金曜日の妻たちへ」で社会現象を巻き起こした飯島敏宏監督がメガホンを取っている。
映画『ホームカミング』は2011年3月12日より全国順次公開