美少女女優の忽那汐里、第20回映画祭TAMA CINEMA FORUMで最優秀新進女優賞を受賞!
27日、第20回映画祭TAMA CINEMA FORUMのプログラムのひとつとして開催している「第2回TAMA映画賞授賞式」がパルテノン多摩にて行われ、最優秀新進女優賞を獲得した忽那汐里や安藤サクラ、映画『キャタピラー』の大西信満、若松孝二監督ほか多数の映画人が出席して喜びを語った。
映画ファンの立場から、活力あふれる作品、監督、俳優をいち早く選出して表彰するというコンセプトの同賞。この日、映画『半分の月がのぼる空』『BECK』での演技が評価され、最優秀新進女優賞を受賞した忽那は白の清楚なワンピースで登場し、プレゼンターのキティーちゃんから花束を渡され「感慨無量です」とニッコリ。憧れで目標の女優を聞かれると「蒼井優さんです」と明かした。これまでで特に印象に残っている出演作は『半分の月がのぼる空』だそうで「今後もスクリーンを通して、何か繊細な作品をお届けできたら、と思っています」と初々しく抱負を語っていた。
また、寺島しのぶが第60回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した映画『キャタピラー』の若松監督は、映画製作における真っ直ぐなインディペンデント魂が評価され、この日特別賞を受賞。賞をもらったドイツでの反響を聞かれると「ドイツは戦争に関して、子どもに小さいうちからきちんと戦争の歴史を教えている。日本はまだまだダメ。ぜひ若い人に『キャタピラー』を観てもらいたい」と熱く語った。さらに次回作は三島由紀夫が題材であることを明かし「『キャタピラー』がヒットしたので、自分の好きなように撮るつもりです。そちらもぜひ観て下さい!」と語りかけると場内は割れんばかりの拍手に包まれていた。
第20回映画祭TAMA CINEMA FORUMは11月20日から28日までパルテノン多摩ほかにて開催
TAMA CINEMA FORUMオフシャルサイト http://www.tamaeiga.org/