マーク・ラファロにテロリストの脅威!?ペンシルバニア州国土安全保障局の要注意人物リストに
映画『シャッター・アイランド』などに出演する個性派俳優のマーク・ラファロが、自身が開いた映画試写会が原因で、米ペンシルバニア州の国土安全保障局から要注意人物とされてしまったようだ。
マーク・ラファロが出演した、映画『シャッター アイランド』場面写真
サンフランシスコ・クロニクルによると、マークは天然ガスの掘削の危険性を描いたドキュメンタリー映画作品の試写会を開き、人々の理解を深めようと努めていたところ、逆に当局から要注意人物として警戒されてしまったようだ。マークは過激な行動を起こすつもりなどなく、リストに載っていると知った時は驚いたそうだ。善い行いをしたつもりが思わぬ結果になってしまったが、米GQマガジンのインタビューに答えたマークは、本件に関して笑い飛ばしていたそうだ。
マークが試写会を開いてまで紹介したかった映画『ガスランド/GasLand』(原題)は、アメリカの天然ガスを取り扱う企業の陰湿ともいえる裏側を伝えるドキュメンタリー作品。今年のサンダンス映画祭ではドキュメンタリー部門で、審査員特別賞を受賞している。