超人気作「BLEACH ブリーチ」の生アフレコに西川貴教もノックアウト寸前!?
28日、東商ホールにて映画『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』の完成披露試写会が行われ、人気声優の森田成一(黒崎一護役)、古谷徹(朱蓮役)、中井和哉(コクトー役)、阿部記之監督、そして主題歌を担当したT.M.Revolution(西川貴教)が舞台あいさつに登壇。サプライズで豪華声優陣による生アフレコが行われ、会場は大盛り上がりとなった。
上映後の会場は、舞台あいさつ開始前からすでに熱気充満。ステージ上に劇中でも重要なモチーフとなる“地獄の門”が出現すると、中から主要キャストを演じる3人とともに阿部監督、西川が登壇し、ファンから熱狂的な歓声が上がり会場は興奮に包まれた。
壇上ではまず、シリーズを通して主人公黒崎一護役を演じてきた森田が「ブリーチ!!」と叫ぶと会場から声援が上がり、本シリーズの熱い人気を改めて噛みしめていた。「今回は叫びっぱなし、戦いっぱなしなので、初めて一護役で喉を潰してしまいました」と実際3日間も声が出なくなった本作のアクションの激しさを告白。続いてマイクを握った古谷は森田に対抗して「じごーく!!」とシャウト。「連載10周年の記念すべき作品のメインゲストとして参加できてとても幸せに思っています」と本作に参加した喜びを爆発。最後に、本作で主人公黒崎を助けるコクトーを演じた中井もマイクを高々と上げたものの「特にないです(笑)」とフェイントして会場は大うけ。「屈折してたり何か隠してたり、とても楽しかったです」とミステリアスな役柄を楽しんでいたようだ。
そしていよいよ登壇した声優陣により生アフレコが行われると、会場はシンと静まり、固唾(かたず)を呑(の)んで見守っていた。西川はアフレコが終わると「勉強になります」と声優経験があるだけに興奮を隠し切れない様子で語り、「(声を出す時マイクから)外れて距離を取ったりしているのを見ると、僕全然だめですね」と鳥肌ものの体験をファンとともに共感していた。
本作は少年ジャンプ連載の大ヒット漫画「BLEACH」の劇場版第4弾。死神の力を持つ主人公・黒崎一護と凶悪な咎人(とがびと)とのバトルを描く。原作では存在が明らかにされているものの、いまだ詳細が描かれていなかった“地獄”が劇場版で明らかになる。
映画『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』は12月4日(土)より全国東宝系にて公開