ピンク・フロイドの名曲が映画になる!?『スクール・オブ・ロック』のような映画にとプロデューサー
解散後も根強い人気を誇るイギリスのロックバンド、ピンク・フロイドの代表曲「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」をモチーフとした映画が企画されているとDeadline.comが報じている。過去には同バンドのアルバムの映像化に挑戦したアラン・パーカー監督の映画『ピンク・フロイド/ザ・ウォール』があるが、今回の作品はリメイクではなく、完全新作となる予定だ。
こちらはアルバムのコンセプトの映像化! 映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』場面写真
「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」は、3部に分けてアルバム「ザ・ウォール」に収録されており、一部が先行シングルとしてリリースされた。学校教育への反発を歌っているにもかかわらずコーラスに中学生が参加したことが話題になり、英米チャートで1位を記録したピンク・フロイドの代表曲だ。
今回、同曲の映画化に乗り出したのはヘレン・ミレン主演の映画『クィーン』のプロデューサーであるアンディ・ハリース。アンディは、本作の構想として、ロビン・ウィリアムズが破天荒な教師を演じる映画『いまを生きる』や映画『スクール・オブ・ロック』を意識したものになることを明かしている。
現在のところ、アンディは同曲制作中のエピソードを基にしたストーリーを考えているらしい。映画化の企画自体は進行しているが、まだ楽曲の使用許可が降りていないため、本格的な制作開始はしばらく後の話になりそうだ。