度重なるトラブル発生の『ホビット』、今度はロン・パールマンが降板!
いよいよ製作開始が決定した映画『ロード・オブ・ザ・リング』の前章を描く映画『ホビット / The Hobbit』(原題)が、また大きな障害に見舞われている。出演が決定していたロン・パールマンが降板したことが明らかになった。
ロン・パールマン出演映画『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』写真ギャラリー
ロンは、映画『ヘルボーイ』でタッグを組んできた親友のギレルモ・デル・トロが『ホビット』の監督をするといわれていた時点で出演を承諾したが、監督がピーター・ジャクソンに代わったため、出演を考え直したようだ。
WENNによると、「ギレルモが監督予定だったときは『ホビット』に出演するはずだったけど、それはナシになった」とロンがコメントしているという。同映画は、スタジオの経営不振、監督交代、俳優組合との対立でニュージーランドでのロケが困難になったり、俳優たちのボイコット騒動があったりと撮影は延期され続けてきたが、2011年2月に撮影が開始されることがやっと宣言されたばかり。今回の降板が映画のスケジュールにどう影響するかが心配だ。
降板したロンは、ギレルモ監督の新作映画『アット・ザ・マウンテンズ・オブ・マッドネス / At The Mountains of Madness』(原題)への出演を希望しているらしい。