トム・ハンクス、アカデミー賞監督キャスリン・ビグロー新作の主演決定!国境地帯の麻薬密売描く!
昨年、映画『ハート・ロッカー』で女性監督として初めてアカデミー賞最優秀監督賞に輝いたキャスリン・ビグロー監督の新作に、名優トム・ハンクスの参加が決定したことがわかった。
comingsoon.netによれば、本作のプロデューサーを務めるチャールズ・ローヴェンがこの事実をインタビューで認め、「トム・ハンクスはこの映画に主演しますよ。現在はほかのキャストを探しているところで、来年3月半ばごろには撮影を開始したいと思っています」と語ったそうだ。以前からトム・ハンクスが興味を示しているといわれていた本作。プロデューサーが正式に認めたことで、彼の参加は確定といえる。
作品タイトルは『トリプル・フロンティア/Triple Frontier』(原題)になるとされており、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3か国が接している国境地帯を舞台に行なわれる麻薬密売を題材とした作品になり、『ハート・ロッカー』でも監督と組んだマーク・ボールが脚本を務め、現地での撮影を予定しているようだ。また、本作のタイトルが『スリーピング・ドッグス/Sleeping Dogs』(原題)に変更されるといううわさもあったが、今回チャールズはその点には触れなかった。
麻薬密売がテーマということで、アクション派のキャスリン・ビグロー監督がスリルに満ちた作品に仕上げそうな本作。そこにトムがどんな演技で臨むのか、楽しみなところだ。