マンガの神様・手塚治虫がアキバ化!?手塚プロダクションがコミケ初参戦決定!
「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」などで知られる手塚治虫さんの設立した手塚プロダクションが、今年の冬に開催されるコミックマーケット79に初参加することが明らかになった。出品されるのは、“手塚治虫アキバ化”をコンセプトにした「osamu moet moso」のコンセプトブックで、有名クリエイターが参加していることでも話題になっている。
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「osamu moet moso」は“手塚治虫アキバ化”をコンセプトにした期間限定イベントで、今年9月より始動。「涼宮ハルヒ」シリーズのイラストで知られるいとうのいぢや「ケロロ軍曹」の吉崎観音のほか、文倉十、垣野内成美といった人気クリエイターたちが、手塚作品をアキバ系作品に再構築するという新しい試みだ。秋葉原・東京アニメセンターのプレイベントを皮切りに、新宿などを巡回している。
コミケに出品されるのは、「osamu moet moso」に参加したクリエイターのイラストを余すところなく凝縮した「osamu moet moso CONCEPTBOOK 1.0」で、カラーページを含む70ページ程度を予定している。ほかにもコミケでしか手に入らない限定セットの販売を予定している。
映画『MW-ムウ-』『どろろ』などで現在でも人気を誇るマンガの神様と萌えの祭典コミケという組み合わせは異色だが、「リボンの騎士」のサファイアや「ブラックジャック」のピノコなど、手塚さんの描くキャラクターには何ともいえない魅力があることもまた事実。そういった魅力を、萌えというわかりやすい形で発掘しているのが今回のイベントだと思えば、そこまでの違和感は覚えない? コンセプトブックは限定3,000部と刷り部数も多くないので、コミケのルートを考える際にはご注意を……。
「osamu moet moso CONCEPTBOOK 1.0」はコミックマーケット79で発売 価格: 2,000円(税込み)