『BLEACH』主人公・一護役の森田成一、テレビ東京女子アナのフワフワした司会進行に振り回される!
連載10周年を記念した劇場版シリーズ第4弾にあたる映画『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』の初日舞台あいさつが4日、東京・池袋シネマロサで行われ、人気声優の森田成一(黒崎一護役)、古谷徹(朱蓮役)、中井和哉(コクトー役)、阿部記之監督、そして原作者で初の製作指揮もとった久保帯人が登壇した。
映画『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』写真ギャラリー
ステージに颯爽(さっそう)と登場し、「ブリーチ!」と3回絶叫し客席を温めた森田だったが、司会を務めるテレビ東京の女性アナウンサーが役名の「黒崎」を「くろさち」と言い間違えると早速ガクッ! 「テレ東のアナウンサーの皆さんは、毎回かんでいただいて(苦笑)。御社の方針なんですね」と思わずグチをこぼした。さらに突然会話が途切れたり、登壇者に無茶ぶりしたりとフワフワした司会進行ぶりに業を煮やしたのか「このとっちらかった状況をどうしろと言うんだ。僕があの位置(MCの立ち位置)に行きましょうか?」と代打司会を申し出る場面も。晴れの舞台で司会者にさんざん振り回される森田だった。
それでも森田は6年間テレビシリーズを支え続ける主役として、「ストレートに伝えたい思いをこめたつもり。骨太で男らしい作品になったし、僕自身あらん限りの声で表現した」と堂々のアピール。原作との出会いやオーディション合格といった思い出を万感の表情で振り返りつつ、「さまざまな出会いを通して、きずなを再確認できた。これは『BLEACH』の新しい幕開け」と決意を新たにしていた。
『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』はこれまで原作でほとんど描かれることのなかった地獄を舞台に、一護がルキアや雨竜、謎の男コクトーらと力を合わせて、地獄で反乱を起こした咎人(とがびと)と壮絶なバトルを繰り広げる。現在、劇場入場者先着100万人に、久保によるオリジナルストーリーを掲載した限定非売品コミック「BLEACH OFFICIAL INVITATION BOOK The Hell Verse」をプレゼント中。配給の東宝は「順調な滑り出しで、前作、前々作を超える勢い」とシリーズ最大のヒットに期待を寄せた。
映画『劇場版 BLEACH ブリーチ 地獄篇』は全国公開中