『トロン』のバイクで現実世界に!公道を走るライトサイクルを実際に作ったバイクショップ
今月の日本公開が待たれる映画『トロン:レガシー』に登場する、バイク型のマシン「ライトサイクル」をアメリカのあるバイクショップが、実際に公道で走れるように作り上げてしまい、現在同ショップで販売中だとWIREDが報じた。
このバイクを販売するのは、アメリカ・フロリダ州にあるバイクショップのパーカー・ブラザーズ・チョッパーズ。この会社は、ライトサイクルの他に、映画『ダークナイト』に登場したバッドポッドも制作している。
同ショップによれば、このバイクは鋼鉄のフレームをファイバーグラスで覆い、SUZUKIのバイクTLR1000に使用されているVツインエンジンを搭載した本格的なもの。まるで映画からそのまま抜け出してきたかのような完璧なフォルムだが、ショップスタッフは、インターネットなどから集められる限りの画像や動画を参考にしただけで、ここまでのものを作ってしまったらしい。当然必要な許可を取れば、公道を走ることもできるという。
ちなみに、動画投稿サイトyoutube上に、実際にこのバイクを運転している動画がアップされているが、劇中そのままの極度に前傾姿勢な搭乗スタイルで運転するドライバーの姿は、うらやましくもあり、相当危なっかしくも見える。
気になるお値段は5万5,000ドル(4百67万5,000円・1ドル85円計算)と決して安いとは言えない金額だが、10台制作されたうちの6台はすでに売れてしまったとのことなので、熱狂的『トロン』ファンには高い買い物でもないようだ?