『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジョニー・デップのジャック船長、本当はヒュー・ジャックマンのはずだった!?
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでジョニー・デップが演じているジャック船長は、ヒュー・ジャックマンになる予定だったと脚本家が語った。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』場面写真
「当初はヒュー・ジャックマンを思い浮かべながら脚本を書いたんだ。だから名前もジャックにしたんだよ」と、脚本家のスチュワート・ビーティはFoxニュースに語っている。しかし、ディズニー側はヒューでは観客を動員できるほどの知名度がないと反対。この判断により、映画史上に残るジョニーのジャック船長が誕生したのだが、先日も報じられたとおり、出来上がった作品を見たディズニーの重役は、「ジョニーの演技は酔っ払いのようで我慢ならない」と言って当初は嫌っていたらしい。
なぜ、ヒューに知名度がないとディズニーは言ったのかと疑問に思うが、スチュワートによると、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の映画化が決定するまで10年の歳月がかかっているとのことで、そうなると、ヒューは今ほどは知られた俳優ではなかったことは確かだ。「僕は10年間、ディズニーにこのアイデアを押し続けてきたけど、彼らはまったく興味を示さなかったんだ」と、実現まで遠い道のりだったことを明かしている。
ヒューを念頭に脚本が書かれたというのも興味深い話だが、もはやジョニー以外のジャック船長は考えられない。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は2011年5月20日より全世界同時公開予定。