太りすぎで航空会社から搭乗拒否をされたケヴィン・スミス監督 また飛行機でトラブルに
今年2月、サウスウェスト航空から、通常の席にフィットしないとの理由から搭乗を拒否され、2度とサウスウェスト航空には乗らないと宣言していたケヴィン・スミス監督が、今度はバージン・アメリカ航空ともめたようだ。
ケヴィン・スミス監督映画『コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら』写真ギャラリー
スミス監督がブログで報告したところによると、彼と妻、友人の3人はニューヨークからカリフォルニア行きの飛行機に乗るためJFK空港に到着。チェックインを済ませ、有料のコンセルジュサービスを利用して、ラウンジでくつろいでいたという。このコンセルジュサービスは、客と航空会社とのパイプ役を果たし、客が時間通りにフライトに乗れるよう案内するサービス。しかし、ファーストクラスにチェックインを済ませ、コンセルジュサービスを利用しているにもかかわらず、スミス監督たちは目の前で飛行機の扉を閉められてしまったらしい。
「搭乗が始まったのは11時15分。僕らがゲートに着いたのは11時35分。出発時間の10分も前だ。でも、ゲートに着いたとたん、フライトの搭乗は締め切ったと言われて扉を閉められたよ。飛行機はまだ動いてもいないのに、チェックインした荷物を降ろしてくれようともしなかった」と、スミス監督はブログでその時の様子を細かく報告。チェックインした荷物の中には、妻ジェニファーが必要としている処方せん薬も入っていたらしい。
ラウンジでくつろぐほど時間的に余裕があったのに、なぜさっさと搭乗しなかったのかという疑問に対してスミス監督は、「最初に乗ると、ほかの客が全員自分の横を通っていく。太りすぎで搭乗拒否をされた男として知られていると、みんなから注目を集めるんだ。それがイヤなんだ」と、最後に乗ろうとした理由を説明している。
結局、次のフライトのエコノミー席で帰宅したスミス監督は、息子のバスケの試合を観戦することができなかったらしいが、自宅に戻ると航空会社からはメールで丁寧な謝罪メールと、ファーストクラスのチケットの返金、無料航空券のオファーが届いていたという。