突然襲ったうつ病!キルステン・ダンスト、「精神的に最悪の時期」と初告白!
キルステン・ダンストが2008年にうつ病のためリハビリ施設に入院したときをインタビューで振り返った。
キルステン・ダンスト出演映画『マリー・アントワネット』写真ギャラリー
キルステンは、うつ病で入院した後、アルコールや薬物依存での入院だと報じられたことで、回復してからも女優として復帰するのに躊躇(ちゅうちょ)したという。「自分では一生女優でいると思っていたんだけど、ある日突然、『何でこんなことをしているんだろう?』って思ったの」とうつ状態になっていったころを思い出し、語った。治療のためリハビリ施設に入院したものの、家族は薬物やアルコール依存だと書き立てるメディアに対し、自分を必死に弁護する日々が続き、精神的には最悪の時期だったとブラックブック誌にコメントしている。
自分のリハビリでの苦労話や回復までの過程をメディアで語るセレブも多い中、キルステンは、これまで公の場では一切リハビリについて語らなかった。個人的には誰にでも体験を語っていたらしいが、興味本位で聞かれるのがイヤだったという。「リハビリなどについて公の場で一度でも答えると、次のインタビュアーも聞く権利があると思って聞いてくる。その次の人も、その次の人も」と興味本位以外のなにものでもないレベルで自分の精神的な苦痛を扱ってほしくなかったようだ。
12月9日に新作映画『オール・グッド・シングス / All Good Things』(原題)が封切られるキルステンは、うつ病の入院体験を経て、自分が抱えている悩みや心の傷などと向き合ったことによって、この役を完ぺきなまでに演じることができたとコメントしている。