ウォシャウスキー兄弟の新作、ウィル・スミスが現代のロビン・フッドに!?
映画『マトリックス』シリーズのアンディ、ラリー・ウォシャウスキー兄弟が、ウィル・スミスを主演に迎え「ロビン・フッド」の物語を映画化しようとしているとハリウッド・レポーターが報じた。
作品タイトルは現在のところシンプルに『Hood / フッド』(原題)とされており、脚本と監督は兄弟が共同で務め、ワーナーブラザーズによって製作される予定とのこと。「ロビン・フッド」といえば、今月日本でも公開されるリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の映画『ロビン・フッド』があるが、ウォシャウスキー兄弟は現代を舞台にした都市型のロビン・フッド神話を創造するつもりのようだ。
すでに俳優の選出も進められているそうで、兄弟は、主人公のロビン・フッド役としてウィル・スミスをキャスティングすることを望んでいるとのこと。ウィルはかつて映画『マトリックス』のネオ役をオファーされていたこともあり、この企画が実現すれば、兄弟にとって念願の初タッグとなりそうだ。
2008年の映画『スピード・レーサー』以来、監督業から遠ざかっていた兄弟だが、最近になり、本作を含めイラク戦争を扱った映画『Cobalt Neural 9/コバルト・ニューラル・9』(原題)やSF小説「クラウド・アトラス:ア・ノベル/Cloud Atlas: A Novel」(原題)の映画化など、企画がめじろ押し状態。休息を経た兄弟の作品がどんなものになるか、興味深いところだ。