水谷豊「まだ公開していないのに感無量」、相棒・及川も「目頭熱くなる」
今年10周年を迎えた国民的ドラマ「相棒」の劇場版第2弾となる映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』の公開直前イベントが14日、六本木ヒルズで行われ、レッドカーペットにメインキャストの水谷豊、及川光博をはじめ小西真奈美、小澤征悦、國村隼、益戸育江、岸部一徳、川原和久、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志、小野了、片桐竜次、原田龍二の総勢15名が登場し、集まった1,000人を超えるファンを熱狂させた。
『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』写真ギャラリー
昨夜から場所取りをしていたというつわものもいるほど、熱狂的なファンたちの大歓声に迎えられて登場した一同。水谷が「今日はようこそ、相棒のレッドカーペットへ。水谷……いや、杉下……今となってはどちらでもいいですが、改めまして杉下右京です」とクールにあいさつを行うと、会場の興奮は最高潮に。だが続いてマイクを手渡された及川が「もう終わりですか?」と突っ込んでみせると、水谷が「はい、神戸くん?」と役名で切り返すなど、作品中さながらの掛け合いで会場を沸かせた。
キャストたちはゆっくりと時間をかけてレッドカーペットを歩き、寒空の下に集まったファンたちと触れ合うなど、最後までサービス精神旺盛。さらには婦警のコスプレをしたANN系列24名の女子アナも登場し、会場は華やかかつにぎやかに盛り上がり続けた。最後は及川が「40代になって、こんなにもワクワクドキドキできるものなんだなと目頭が熱くなるわけです。渾身(こんしん)の一作、『相棒』を劇場でぜひご覧……いや、目撃してください!」とPRを行うと、続いて水谷が「このレッドカーペットという日を指折り数えて待っていたわけですが、ついにこの日が来ました。相棒の劇場版がいよいよ始まると実感する日です。これだけの方に喜んでいただいて、まだ公開もしていないのに感無量です。皆さんありがとうございました」とメッセージを送り、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。
『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』は、警視庁本部内で起こった前代未聞の籠城(ろうじょう)事件に、警視庁特命係の刑事コンビ、杉下右京と神戸尊が挑む。練られたストーリーに深みのある人間ドラマに、ファンならずとも驚がくの一作だ。
映画『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』はTOHOシネマズ六本木ヒルズほか12月23日より全国公開