マツコ、弱腰!おすぎとピーコに毒舌封印?「意地悪な双子ね」
クリスティーナ・アギレラとシェールが競演するゴージャスな話題作『バーレスク』の公開記念イベントが15日、東京・スペースFS汐留で行われ、今年大ブレイクしたマツコ・デラックスが、おすぎとピーコと共にトークに花を咲かせた。
女装コラムニストとして活躍し、その歯に衣着せぬ毒舌と文字通りデラックスな体型で、今やテレビで見ない日はないほどの人気者になったマツコ。一方、おすぎとピーコといえば「その道」の先駆者として長年各メディアで活躍し続ける、マツコにとっては大先輩。そんな両者のきらびやかな夢のタッグ実現に、来場者はもちろん、取材陣も色めき立った。
まずステージに登場したおすぎとピーコがマツコを紹介すると、会場からはどよめきが。しかし普段は毒舌がトレードマークのマツコも、大先輩を前に少しやりづらそう? おすぎから「今年の顔といえばマツコ」と持ち上げられ、ピーコが「あなたはスターよ。わたしたちはダスター(ぞうきん)」と自虐的に語ると、マツコ本人は「意地悪な双子よね」とタジタジ。その後も反撃のチャンスを狙うものの、その度にピーコから「本当にきれい」とツッコミが入り、毒舌も控え目にならざるを得ない様子だった。
それでもマツコは二人を心底尊敬しているようで、「今日は二人がそろっていると聞いたから、出ないわけにはいかないじゃない」と、超多忙なスケジュールを縫ってイベントに出席した理由を説明。おすぎの専門分野である映画、そしてピーコの専門分野であるファッション関係の仕事は断っているそうで、「お二人が亡くなる日まで、その場は汚さないようにしている」とリスペクト精神を表していた。
映画『バーレスク』は歌手を夢見る田舎育ちのヒロイン・アリが、大都会ロサンゼルスのクラブ「バーレスク」で働き始め、次第にその才能を開花させていくシンデレラストーリー。主演は本作で映画デビューを飾ったグラミー賞受賞歌手のクリスティーナ・アギレラ。ヒロインを雇うクラブのオーナーで伝説のスター・テス役を、グラミー賞とアカデミー賞の両方で受賞経験があるシェールが演じて、夢の歌姫共演が実現した。
映画『バーレスク』は12月18日より全国公開