ストーンズ解散の危機!?ミック・ジャガー、キース・リチャーズの自伝に異議あり!
ザ・ローリング・ストーンズのフロントマン、ミック・ジャガーが同バンドのメンバー、キース・リチャーズの自伝についての意見を公の場で初めて、ニューヨーク・タイムズ・スタイル・マガジン上のインタビューで明らかにした。
キースの自伝「ライフ(原題)/ Life」は今年10月に全米で発売されるやいなやベストセラーリストの上位にランクイン。現在もAmazon.comの本ランキングでは全体5位をキープしている(日本時間12月14日現在)。スキャンダラスな人生を歩んできたキースらしく、内容は相当過激なものとなっている。攻撃の矛先が盟友ともいえるミックに対しても向けられていることが話題になったが、ミックはこれまで何のコメントも発表していなかった。
だが、今回インタビューに応じたミックは自伝について「過去を振り返るなんてとても退屈なことだと思うね。金のためでなければ誰だってそんなことはやらないと思うよ」とコメント。内容の真偽については触れなかったが、自伝執筆の可能性について問われると「過去の栄光にすがりつく、酒場で飲んだくれた元スポーツ選手みたいになりたくはないよ」とさりげなくキースのことを非難した。
長年にわたってバンドを支えてきたミックとリチャーズだが、関係者によると「ありとあらゆるところが百八十度正反対」ではあるが、お互いを大事に思っていることは確固たる事実なのだという。今回の自伝がグループ解散の原因になることはなさそうだが、ミックにしてみれば言われっぱなしであるのが我慢ならなかった? 今回のインタビューはちょっとした意趣返しなのかもしれない。