甲斐よしひろ、3日間で5公演の激アツライブが映画化!大森南朋ナレーションにかみまくり!?
伝説的ロックバンドのKAI BANDが古巣のライブハウス「照和」で行った3日間のライブに迫るドキュメンタリー映画『照和 My Little Town / KAI BAND』が18日、渋谷シネセゾンで公開初日を迎え、KAI BANDの甲斐よしひろ、田中一郎、メガホンを取ったフカツマサカズ監督、そしてナレーションを務めた俳優の大森南朋が舞台あいさつに立った。
映画『照和 My Little Town / KAI BAND』写真ギャラリー
大森は「KAI BANDは伝説的なバンド。“語り”として参加できてとても光栄」と胸を張ったが、甲斐がミキサールームで見守る中でのナレーション収録には「冷や汗かきました。いつもより多めに噛みました」と緊張もあった様子。それでもジョニー・デップがナレーションを務めた映画『ドアーズ/まぼろしの世界』を引き合いに、「ドアーズがジョニー・デップなら、KAI BANDは僕が(ナレーションを)やらせていただいた」と満足げだった。
一方の甲斐も以前から大森の大ファンだったといい「とにかく今いちばんスピード感があって、キレキレの方なので、今という時代の濃厚な空気を出してくれた」と太鼓判。「照和」で行ったライブは3日間で合計5公演。1日に2公演行った日もあり、「前代未聞!ジャニーズ事務所には負けないぞって意気込みだった」とこちらも人気者を引き合いに、笑いを誘う場面も。普段は大きなライブ会場でしか会うことができないKAI BANDのメンバーらが、間近で楽しいトークを繰り広げたとあって、ファンも大いに盛り上がっていた。
『照和 My Little Town / KAI BAND』は音楽シーンに影響を与えたアーティストたちを数多く誕生させ、今や伝説となったライブハウス「照和」にスポットを当てた音楽ドキュメンタリー。「照和」の象徴的存在であるKAI BANDが2010年4月に行ったライブ3日間に密着するほか、ザ・ロッカーズの陣内孝則ら「照和」出身アーティストのインタビューも必見だ。
映画『照和 My Little Town / KAI BAND』は渋谷シネセゾンで公開中