『プレシャス』のリー・ダニエルズが、ピュリツァー賞を受賞した舞台劇を映画化
映画『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督が、ピュリツァー賞を受賞したブロードウェイの舞台を映画化するという。
ハリウッド・レポーターによると、ダニエルズ監督が映画化するのは、ニロ・クルスの劇「アンナ・イン・ザ・トロピックス(原題) / Anna in the Tropics」で、トルストイの「アンナ・カレーニナ」にインスピレーションを受けた作品で、1920年代のフロリダを舞台に葉巻職人の家族の人生が、文学の力によって変わっていく様子を描いている。
「自分の中では最初から映画用の作品だと思っていた。劇として書いたけど、映画ならば、その可能性は限りないと思う」と、原作者のニロはコメント。ダニエルズ監督と会ったニロは、アーティスト同士、通じ合うものがあると言っており、自分の作品が映像になるのが楽しみのようだ。