映画『ソーシャル・ネットワーク』で描かれたFacebook創設者がタイム誌のパーソン・オブ・ザ・イヤーに!
デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ソーシャル・ネットワーク』でジェシー・アイゼンバーグが演じた、世界最大のソーシャル・ネットワークキング・サービス(以下、SNS)Facebookの創設者、マーク・ザッカーバーグがアメリカのニュース雑誌タイム誌が選定する2010年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、同誌の表紙を飾った。
毎年話題になる、その年最も活躍した人物の称号、パーソン・オブ・ザ・イヤー。今年はFacebook創設からたった6年、創設者のマーク・ザッカーバーグが26歳という若さで、今年を代表するまでの存在に選ばれた。タイムによると、今回彼を選んだ理由は、Facebookによって数億の人々の間に社会的な関係を構築したことで、新たな情報交換システムを作り出し、人々の生き方を変えたからだという。
確かに今年はユーザー数が5億人を突破して世界最大のSNSとなり、映画『ソーシャル・ネットワーク』が、ナショナル・ボード・オブ・レビューの作品賞をはじめ、数々の映画賞を獲得する高評価を得るなど、同サービスにとって、まさに躍進の年になったといえる。
次点にはウィキリークス代表のジュリアン・アサンジ容疑者やチリの落盤事故で話題となった鉱山労働者たち、レディー・ガガやスティーブ・ジョブズなどそうそうたるメンツが名を連ねたが、5億人以上のユーザーを抱える巨大ネットワークを作り上げた人物にはかなわなかった。
今回の勢いを受けて、アカデミー賞獲得の期待もさらに高まった? 映画『ソーシャル・ネットワーク』は1月15日より日本公開