『めぐり逢い』のネヴァ・パターソンさん死去 生涯演じた役は100超え
映画『めぐり逢い』などに出演した女優ネヴァ・パターソンさんがロサンゼルスの自宅にて死去したことが明らかになった。この訃報は、彼女の娘ミーガン・リーが発表したとCBCNEWSなどが報じた。享年90歳。
ネヴァ・パターソンさんはブロードウェイで舞台女優として活動を始めた後に映画界にも進出。性格俳優として、映画では助演を務めることが多く、ケイリー・グラントとデボラ・カーが共演した1957年の映画『めぐり逢い』で、デボラ演じるテリーに、恋人のニッキー(ケイリー)を奪われてしまう女性ロイス役などで注目された。
さらに、テレビドラマでも多くの役を演じ、特に人類とエイリアンとの戦いを描いたSFテレビドラマ「V Part I-来訪者(ビジター)-」で演じたエイリアンたちの協力者エレノア役では多くのファンを獲得。彼女の家族によれば、近年になってもファンが自宅を訪問してきたり、ファンレターが届いたりしていたという。彼女がテレビや映画で演じた役柄は、その生涯を通じて100を超えた。