松山ケンイチも万歳!!『ノルウェイの森』が国際映画祭で最優秀作曲賞受賞!
現在公開中の松山ケンイチ主演の映画『ノルウェイの森』が、12月12日から19日まで開催されたドバイ国際映画祭で最優秀作曲賞を受賞したことがわかった。レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドが手掛けた本作の音楽。松山は今回の受賞を、「ジョニーさん、万歳!」とたたえた。
今年で第7回を迎えるドバイ国際映画祭は、アラブ、アジア、アフリカの映画産業の繁栄を目的に開催されており、中東地区で活躍する映画監督にとっての大舞台。今回、アジアアフリカ長編映画部門にノミネートされた『ノルウェイの森』は、見事に最優秀作曲賞を獲得した。ギターソロからオーケストラサウンドまで様々な音楽を使い分けながら、エモーショナルだがセンチメンタルではない、『ノルウェイの森』の世界観を作り上げたジョニーの音楽が評価された今回の受賞。主演の松山は「ジョニーさん、万歳!」と喜びをあらわにした。一方、本映画祭に出席していたトラン・アン・ユン監督も、「ジョニーの美しいスコアは受賞に値する素晴らしいものでしたから、ここドバイ国際映画祭で評価されたことをとてもうれしく思います。おめでとう、ジョニー!」とジョニーをたたえた。
第67回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされ、海外配給も異例の50の国と地域で決定した『ノルウェイの森』。学生紛争の時代を舞台に、主人公ワタナベ(松山ケンイチ)の喪失と再生の恋愛物語を描いている。第7回ドバイ国際映画祭での最優秀作曲賞受賞で、国際的な評価の高さを証明した形だ。
映画『ノルウェイの森』は全国公開中