問題だらけの高額ミュージカル「スパイダーマン」今度はスタントマンが9メートルの高さから落下
製作費6,500万ドル(約54億円)をかけながら、問題ばかり発生しているブロードウェイ・ミュージカル「スパイダーマン:ターン・オフ・ザ・ダーク(原題)」でまた大きな事故が発生した。
プレビュー公演中にスパイダーマン役のリーヴ・カーニーが宙吊りになって公演が中断したり、出演者がロープで頭を打ち脳しんとうを起こすハプニングにより、初日公演を1か月遅らせることがすでに発表されているが、プレビューの最終日に、スパイダーマンのスタントマンが約9メートルの高さから落下し、病院に運ばれたという。
アクセス・ハリウッドによると、スパイダーマンがメアリー・ジェーンを助けるシーンでケーブルが外れ、落下したとのこと。病院側は、容体は安定しているという以外、ケガの状態についての情報開示はしていない。
観客席にいた女性は、「悲鳴が聞こえて、『誰か救急車を呼べ!』という声のあとはシーンとしていた。ステージは真っ暗で、舞台の再開には時間が少しかかるというアナウンスがあり、その数分後、本日の舞台は中止になったと発表され、客席の電気がついた」と自身のブログに事故の様子をつづっている。彼女によると、落下した男性は舞台衣装のまま救急車に乗せられていったという。