伝説の戦場カメラマン、ロバート・キャパの映画にジェマ・アータートン出演！キャパ役には新『スパイダーマン』か？

　映画『ヒート』『パブリック・エネミーズ』などでおなじみのマイケル・マン監督が、これから製作予定の伝説の戦場カメラマン、ロバート・キャパを描いた作品に、映画『プリンス・オブ・ペルシャ／時間の砂』のジェマ・アータートンの出演が決定し、さらにキャパ役には新作『スパイダーマン』で主役を演じているアンドリュー・ガーフィールドが候補に挙がっていることがThewrap.comによって明らかになった。

　これはイギリスの映画雑誌トータル・フィルムのインタビューで、ジェマが今後の出演作品について聞かれ「もっといろいろなジャンルの作品に出演する予定でいるわ。すでにキャパの映画に出演することは決まっているの。だから、今最もホットな俳優アンドリュー・ガーフィールドと共に仕事をすることになるわね」と答えているそうだが、映画『ソーシャル・ネットワーク』と新作『スパイダーマン』などで注目を浴びているアンドリューは、このほかにも多くの作品から出演依頼をされているため、主役を演じるかは未定だ。

　タイトル未定のこの作品でジェマは、初の女性報道写真家として戦場の最前戦で取材したゲルダ・タローを演じることになり、同作はゲルダとキャパのロマンスも含まれた映画になるようだ。

　ロバート・キャパはハンガリー生まれのアメリカの写真家で、日中戦争、第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦、第一次中東戦争、第一次インドシナ戦争などを取材した20世紀を代表する戦場カメラマンで、写真雑誌「カメラ毎日」の創刊記念日に日本に呼ばれて来日したこともある。

　脚本は映画『フェア・ゲーム（原題） / Fair Game』のジェズ・バターワースが執筆し、製作はコロンビア・ピクチャーズが行う予定だが、製作日程は未だ決まっていない。