「テニスの王子様」2ndシーズンがスタート!若手イケメン俳優が結集の大人気ミュージカル
5日、大人気マンガ「テニスの王子様」の舞台版である「ミュージカル『テニスの王子様』青学vs不動峰」のゲネプロ(全体リハーサル)&囲み取材が東京ドームシティ内のJCB HALLで行われ、新キャストとなる小越勇輝、上田悠介、和田琢磨、岡崎和寛、本山新之助ら総勢20名の若手俳優たちが登壇。ゲネプロでは一同集まった報道陣に本番さながらの熱演を見せ、終了後の囲み取材でも本作に向けた思いを熱く語った。
主演の小越は「初舞台なので不安も緊張もあるが、それを自分の中でプラスにして素晴らしいものができたらと思っています。メンバーとスタッフと力を合わせて、良い公演ができるようがんばっていきます」とやや緊張した様子ながらも、本番に向けた意気込みを真摯(しんし)に語る。一方、劇中で小越たちと対戦することになる上田も「ゲネプロが終わって、ホッとしたようで、ホッとしていない。すぐに初日を迎えるので、今は気持ちを燃やしている感じです」とコメントし、劇中ではライバルという設定だが、舞台を降りればそれぞれの気持ちを一つにしていることが伺えた。
しかし、この日のゲネプロに厳しいダメ出しをしたのが、本作で役者として出演するだけでなく、振り付けも担当している本山。「みんな緊張していたかな? って思います。いつもできていたことができていなかった」とコメントするも、「けど、逆にできていなかったことができていた部分もある。テニスの王子様は、青学(主人公たちの学校)のみんなが優勝に向かって成長していく様が醍醐味(だいごみ)だが、若い役者がどんどんすごい役者になっていくのも重ねて楽しんでもらえればと思う」と、未来の名優たちへ温かいメッセージを送った。
タイトルを略して通称「テニミュ」と呼ばれる本作は、舞台化不可能と思われた原作の試合を、ピンスポット照明と打球音の融合、ときには映像を用いて表現。さらに完成度の高い振付やシンプルで心に刺さる歌詞、キャッチーでつい口ずさみたくなるような楽曲を絶妙に組み合わせることによって、登場人物の心情や試合中のドラマを舞台上に再現している。2003年から2010年にかけて1stシーズンの上演が行われ、累計で100万人を超える観客動員数を記録。さらに「若手俳優の登竜門」として城田優、加藤和樹ら人気俳優を輩出してきた実績をもつ。本作は原作の初めから新たな演出でスタートする2ndシーズンにあたる。
「ミュージカル『テニスの王子様』青学vs不動峰」は、1月5日~1月16日までJCB HALL(東京)、1月19日~1月23日までメルパルクOSAKA内メルパルクホール、1月26日~2月11日まで日本青年館大ホール(東京)で上演