キーラ・ナイトレイの出世作『ベッカムに恋して』、北朝鮮で初の欧米映画として放映
昨年末、北朝鮮の国営テレビでキーラ・ナイトレイ出演の映画『ベッカムに恋して』がテレビ放映され、北朝鮮でテレビ放映される初めて欧米の製作映画となった。放映は、イギリスと北朝鮮の国交樹立10周年を記念して行われたもので、北朝鮮のイギリス大使がツイッターで報告している。
映画『ベッカムに恋して』は2002年のイギリス映画で、サッカー界のスーパースター、デヴィッド・ベッカムにあこがれるインド系イギリス人の女の子が、プロのサッカー選手を目指して奮闘する青春コメディー。ブレイク前のキーラ・ナイトレイがボーイッシュな女子サッカー選手役で出演している。
北朝鮮ではサッカーは人気のスポーツだが、内容には国際問題や同性愛、宗教など北朝鮮でタブー視される話題も多く含まれているため、オリジナルの1時間52分から大幅に短縮されて約1時間に編集されたものが放映されたという。