『禁断の惑星』出演の女優アン・フランシスさんがすい臓がんのため死去
映画『禁断の惑星』に出演した女優アン・フランシスさんが、すい臓がんによる合併症のため、カリフォルニア州サンタバーバラの高齢者施設で亡くなったと、ロサンゼルスタイムズなどが報じた。享年80歳。
アン・フランシスさんは、1930年ニューヨーク州オシニング生まれ。子どものころからモデル活動やブロードウェイ出演などをこなし、1956年に映画『禁断の惑星』でロボットのロビーと共に謎の惑星に住む美少女アルテラを演じ注目された。60年代には日本でも放映されたテレビドラマ「ハニーにおまかせ」の美人探偵ハニー・ウエスト役で人気を集め、この役で1966年にゴールデン・グローブ賞を受賞。その後もテレビを中心に活動した。
『禁断の惑星』で共演した故・レスリー・ニールセンさんも、昨年肺炎による合併症が原因で亡くなっている。