斉藤祥太&慶太、ハリウッド進出!人気コミックの映画化作品で日本人の双子を演じる!
テレビドラマ「キッズ・ウォー」シリーズや映画『タッチ』で知られる双子の俳優、斉藤祥太と斉藤慶太が、ハリウッド映画『スコット・ピルグリム vs ザ・ワールド(原題)/ Scott Pilgrim vs. the World』に出演していることがわかった。同作はブライアン・リー・オマリーのコミックを映画化したもので、原作の邦訳も先月発売されたばかりだ。
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本作で、斉藤兄弟が演じているのは、主人公スコット・ピルグリムの敵役となる「7人の邪悪な元カレたち」の1人(2人?)で、日本人の双子という設定だ。原作では欧米の日本人へのイメージを基にしているのか、ハイテクなロボットを駆使してスコットを苦しめている。
斉藤兄弟の所属事務所ムーン・ザ・チャイルドに確認したところ、「現時点では日本公開が決まっていないため、マスコミなどへの発表は行っていない」とのこと。それでも、事務所の2人の公式プロフィール欄には、出演していることが明記されているので、日本公開が待ち遠しいファンはそれをチェックしてみるのもいいかも!?
作者は日本のマンガやゲームのファンらしく、原作、映画の両方でその影響は随所に見られる。そんな作者の作り出した日本人のキャラクターだけに、こだわりも人一倍? ハリウッドでは日本人の役回りをほかのアジア系俳優が演じて、日本人からしてみれば違和感を覚えることも少なくないが、本作では実際に日本人の双子を起用していることからその心配はなさそうだ。
本作は、アマチュアロックバンドのベーシストで、オタク青年でもあるスコット・ピルグリムが、夢の中の少女を手に入れるために、彼女の元カレで超能力者でもある7人の男たちを倒すことになるという痛快アクション・コメディー。これまでイギリスを中心に活躍してきた映画『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライト監督のハリウッド進出作で、マイケル・セラ、アナ・ケンドリックなど今注目を浴びている若手俳優も多数出演していることが話題になっている。