旭山動物園が3Dに!「肉眼」を超える動物たちの超ド迫力映像!
北海道旭川市に所在し、動物の自然な生態を観察できる行動展示で人気を集める旭山動物園が「3D旭山動物園」として映像化され、都内・銀座のソニービルで上映されていることがわかった。旭山動物園の坂東園長は「正直言って、肉眼で見るより、3D映像のほうが立体感があって迫力があります」と3D映像を見た感想を語っている。
旭山動物園はたびたびテレビなどで取り上げられ、2009年には西田敏行主演の映画『旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ』で劇場公開もされた人気の動物園。「3D旭山動物園」はソニー企業株式会社が主催し、旭川市の特別協力を得てソニービルで上映されている3D作品だ。テナガザルやオランウータンの子どもが鉄棒などに手足を絡ませる様は、筋肉の動きがよく見え、息遣いが今にも聞こえてきそうなほど繊細な描写となっている。
また、3Dカメラは水中にも向けられ、ゴマフアザラシやペンギンの泳ぐ姿だけでなく、ひげなど毛の動きも捉えている。映像制作担当者によると、機材だけでなく撮影方法にもこだわり、クオリティーの高い3D映像を楽しめるようにと、上映・音響の設備も整えているそうだ。北海道まで足を運ぶことができない人には朗報かも!?
「3D旭山動物園」は1月16日まで銀座・ソニービルにて上映、入場・体験無料