竹野内豊&唐沢寿明、折り鶴に悪戦苦闘!唐沢は「後輩には絶対教わらない」と意地を張る!!
実話をもとにした感動巨編『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』の完成披露ジャパンプレミアが13日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、約3年ぶりの映画主演を果たした竹野内豊をはじめ、井上真央、ショーン・マッゴーワン、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、唐沢寿明、平山秀幸監督、アメリカ側の演出を手掛けたチェリン・グラックが出席した。
本作は、太平洋戦争中、激戦地の一つであったサイパン島で、たった47人の兵力で4万5,000人もの米軍を翻ろうし、フォックスの異名を持った実在の人物、大場栄陸軍大尉の活躍を壮大なスケールで描いた一作。この日は「太平洋戦争を伝えるキャンペーン」の一環として、登壇者と約1,200人の観客が一緒に平和への祈りをこめて、千羽鶴を折る場面も。キャストたちは久しぶりの折り鶴に悪戦苦闘となった。
やっとの思いで折り鶴を完成させた竹野内は「うまくできた」と自画自賛。一方、なかなか出来上がらない唐沢は、イライラした表情で「後輩には絶対に教わらない」と同じ事務所の後輩・竹野内に意地を張っていた。これには隣の中嶋も「だって唐沢さん、人の話聞かないんだもん」と呆れ顔だった。この日作られた千羽鶴は今月末、竹野内と山田が映画の舞台となったサイパンに贈呈する予定になっている。
また、この日は1月2日に40歳の誕生日を迎えた竹野内、そして1月9日で24歳になった井上のために特大ケーキが登場。大場大尉の実子である大場久充さんと、サイパンで大場大尉とともに戦い抜いた新倉幸雄さんが花束を携えサプライズ登場した。これには二人とも大感激。竹野内は「太平洋戦争から70年。まだ一世紀も満たないうちに、当時戦っていた日米が合作で一つの作品を完成させた。こんなすばらしいことはないし、日本人の心にずっと残る作品になってくれれば」と感無量だった。
『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』は、実話を基に、大場大尉をはじめ、極限状態から生きて帰ることを願った日本人兵士たちの過酷な奮闘をダイナミックに描く超大作。大場大尉の誇り高き姿が日本人だけでなく、アメリカ人の心も動かしていくさまが見どころだ。タイのラヨーンとサイパン島で過酷な撮影が行われた。
映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』は2月11日より全国公開