がんで亡くなった個性派俳優ピート・ポスルスウェイトさんの自叙伝、イギリスで夏に発売へ
今月2日にがんで亡くなった俳優、『インセプション』『ユージュアル・サスペクツ』のピート・ポスルスウェイトさんが、生前にしたためた自伝がイギリスで夏に発売となることが決まった。
ピート・ポスルスウェイト出演映画『THE AGE OF STUPID』場面写真
この本は、昨年9月に出版社「ウェイデンフェルド&ニコルソン」社の編集者がピートさんから10万語にもおよぶタイプ原稿を買い、まとめたもの。ピートさんの幼少時代や、リバプールでの劇団時代、俳優のキャリアの礎となったエブリマン劇場での思い出などがつづられているという。ガーディアン紙(電子版)によると、編集者はこの本について「素晴らしい人物であったことを証明する最高の本」とその内容の質の高さを評価している。本のタイトルは「ア・スペクタクル・オブ・ダスト」で、6月か7月に発売となる予定。