山P&伊勢谷『あしたのジョー』撮影で互いのストイックさに一歩も引かず!丹下段平・香川照之の熱烈サポートに感謝!
映画『あしたのジョー』の完成報告会見が17日、東京国際フォーラムで行われ、主演の山下智久をはじめ、伊勢谷友介、香里奈、香川照之、そして曽利文彦監督が出席した。
山下は国民的な人気キャラクター「矢吹丈」を演じるにあたり過酷なトレーニングを敢行。撮影前に62キロだった体重を53.5キロまで減量し、体脂肪率も4パーセントにまで落とした。「プレッシャーはあったが、覚悟を決めて挑戦した。挑戦することが大事。それがジョーから教えてもらったこと」と語る山下は、風邪をひいたときでさえ、筋トレを欠かさなかったのだとか。
一方、ライバルの「力石徹」役の伊勢谷も、山下と同等のハードな肉体改造に挑んだ。あまりに過酷な状況にとことん追い詰められ「助監督さんに『(撮影が)昼を越えたらぶっ殺す!』って脅したことも。その後、謝りましたけど……」と肉体的にも精神的にもつらい撮影あったことを告白。それでも山下のストイックさを目の当たりにして、ライバルとして負けていられなかったと、撮影を振り返った。
そんな二人をバックアップしたのが、丈のトレーナーである「丹下段平」をフルメイクで怪演した香川だった。もともと無類のボクシング好きで知られる香川は、自分の出番がない日にも撮影現場を訪れて、山下と伊勢谷の精神的な支柱となった。会見でも「僕のことはいいんです。出演できて感謝している」と自身については控えめなアピールで、主演二人の熱演を猛プッシュ。山下に対しては「一食抜けば、興行収入が1億円上がると思えよ」とエールを贈ったといい、伊勢谷は「この人、本当にいかれているな」と笑みを浮かべながら述懐。二人とも香川の熱のこもったサポートに感謝をしていた。
『あしたのジョー』は同名人気スポーツ漫画を山下主演、そしてライバルの力石徹役に伊勢谷を起用し実写化した作品。早くも原作者のちばてつや氏が「わたしの原作を超えていた」と異例の絶賛コメントを寄せるなど、その完成度が話題を集めている。
映画『あしたのジョー』は2月11日より全国公開