マット・デイモン、『ボーン』シリーズの5作目に出演希望!?ただし条件付き!
マット・デイモンが、一流スターの仲間入りを果たすきっかけとなった映画『ボーン・アイデンティティー』シリーズ続編への出演を希望していることをザ・ハリウッド・リポーターほか複数のメディアを報じている。ただし、マットの出演は、同シリーズでコンビを組んだポール・グリーングラス監督が参加すれば、という条件付きのようだ。
ザ・ハリウッド・リポーターによると、批評家チョイス・ムービー・アワードの授賞式に姿を現したマットは、将来的には再びジェイソン・ボーンを演じることに対して前向きであることを明かした。だが、それは「ポール・グリーングラス監督次第だ。僕は常に彼なしでこのシリーズを続けることはできないと思っていたし、彼抜きでプロジェクトを進めることは間違っていると思う」と絶大な信頼を置くグリーングラス監督の判断に最終的には従う意向を示した。
製作が発表された第4作の映画『ザ・ボーン・レガシー(原題)/ The Bourne Legacy』ではこれまでのシリーズで脚本を手掛けてきたトニー・ギルロイが監督を務め、マット演じるジェイソン・ボーンに代わる新キャラクターが出てくることが明かされており、マットとグリーングラス監督が戻ってくるとしても、それは5作目以降のこととなる。ただ、マットはグリーングラス監督と作ることができるのなら、「5年後になっても僕はまったく構わないよ」とも発言しており、時間的な制約はほぼクリア。黄金タッグの実現は、第4作目の出来いかんとなりそうだ。
『ボーン』シリーズは、ロバート・ラドラムのスパイ小説の映画化したもので、これまでに映画『ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』の3作が制作されている。グリーングラス監督は、第2作と第3作を監督しており、興行的にも批評的にも大成功を収めた。マットとグリーングラス監督は、ほかにも映画『グリーン・ゾーン』でコンビを組んでおり、2人の結束の固さがうかがわれる。