行き過ぎた?ゴールデン・グローブ賞の司会リッキー・ジャーヴェイスのジョークに非難集中
ゴールデン・グローブ賞の司会を務めたリッキー・ジャーヴェイスに対し、同賞を主催しているハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が彼の言動を非難した。
リッキー・ジャーヴェイス出演映画『ナイト ミュージアム2』場面写真
リッキーは授賞式の舞台でジョークを飛ばしまくり、アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ、ロバート・ダウニー・Jr、スティーヴ・カレルらを笑いものにしたが、HFPAの会長は笑えなかったようだ。「完全に一線を越えていました」と会長フィリップ・バークはコメントし、名指しでジョークの種にすることなどはHFPAとして容認できないと憤慨している。
HFPAには、ターゲットにされたセレブのエージェントから怒りの電話が鳴り止まなかったと言われているが、事前にリッキーがどんな司会をするかはわかっていなかったとフィリップは弁解。「リッキーがあんなことを言うのは知らなかったし、みんなと同じときに初めて耳にしました。リッキー・ジャーヴェイスを雇うと、想定外のことが起きるんです」と説明している。
アメリカでの受賞式の司会には二度と採用されることはないとまで言われているが、ツイッターでは彼をかばうセレブも出てきている。「ゴールデン・グローブ賞の主催者は、リッキー・ジャーヴェイスに文句を言う権利はない。あれが彼なんだ。なぜ驚くんだ? みんなもそう思うだろう?」とラリー・キングはツイート。「リッキーは最高に笑えたわ。あれくらいのジョークには耐えられるわよ。わたしたち俳優は神経が図太いもの」と女優のエリザベス・バンクスは言っている。婚約者との年齢差を笑いの種にされたヒュー・ヘフナーも「最高の夜だった」とコメント。あせっているのはHFPAだけなのかもしれない。(BANG Media International)