小惑星探査機はやぶさ映画化決定!JAXAが全面協力!日本を代表するキャストが集結予定!
19日、東京・時事通信ホールにて、2011年東映ラインアップ発表・説明会が行われ、昨年小惑星「イトカワ」に着陸し、微粒子を持ち帰るという偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」に携わったプロジェクトチームと家族を描く映画『小惑星探査機はやぶさ-遥かなる帰還-(仮題)』の製作が発表された。2003年に打ち上げられ、昨年地球に帰還を果たした「はやぶさ」。天皇陛下がお誕生日に際し、「行方不明になっても決してあきらめず、さまざまな工夫を重ね、ついに帰還を果たしたことに深い感動を覚えました」と述べられたことも話題になった。映画には日本を代表するキャストが集結するとのことで、その発表にも期待がかかる。
今回の「はやぶさ」の映画化には、この偉業を成し遂げたJAXA(宇宙航空研究開発機構)が全面協力。工学博士・川口淳一郎著「はやぶさ、そうまでして君は-生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話」、ノンフィクション作家・山根一眞著「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」などに着想を得て、作品を製作。「はやぶさ」に携わったプロジェクトチームの方々や、その家族を中心に描く人間ドラマになるという。5月のクランクイン、2012年の公開を目指し、最新VFXで「はやぶさ」しか見たことのない深宇宙をスクリーンに再現する。
そのほか、2011年の東映ラインアップとして、オダギリ・ジョーとチャン・ドンゴンが共演し、総製作費20億円をかける超大作『マイウェイ(仮題)』、東映が30年ぶりに海外から単独買い付けをしたというウォン・ビンの初主演映画『アジョシ(原題)』が発表された。
また、すでに発表されている作品では、浅野忠信が赤塚不二夫を演じ、堀北真希と共演する映画『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』の浅野の怪演、それに応える堀北の演技に注目。向井理がカンボジアの子どもたちと戯れながら撮影した初主演映画『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』、堺雅人のメガネ姿も新鮮な映画『ツレがうつになりまして。』など強力ラインナップがそろっている。2011年、60周年ということもあり、パワーアップした東映配給作品に期待したい。
映画『小惑星探査機はやぶさ-遥かなる帰還-(仮題)』は2012年公開予定