ロバート・パティンソン、ミュージシャンのジェフ・バックリー役を熱望

　映画『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンが、1997年に他界したアメリカのシンガーソングライター、ジェフ・バックリーの姿を描く映画でバックリー役に意欲を燃やしている。

ロバート・パティンソン出演映画『エクリプス/トワイライト・サーガ』写真ギャラリー

　バックリーは、卓越したギターのテクニックと美しい歌声でアメリカ音楽界から有望視されていたさなか、1997年に川で泳いでいたさいに溺死。ミュージシャンとしてこれから、という30歳だった。デイリー・エクスプレス紙によると、ロバートはバックリー役にかなり執着しているようで、関係者の話として、「ロブ（パティンソン）はこの企画にものすごく乗り気で、役を得るためなら何でもするつもりだ。その情熱はすでに彼の仕事関係者に伝えられており、この映画が彼にとってオスカーものの代表作になる可能性があると熱を入れている」と報じている。

　映画のプロデューサーを務めるミシェル・サイは、「役に乗り気な俳優に何人か会ったが、ロバートもその一人」と、ロバートがこの役を熱望していることを認めているが、ミュージシャン役ということで、「この役を演じる俳優は、楽器が弾けて歌が歌える必要があるし、少なくともその演技を完璧にこなさなくてはいけない。オーディションが始まるまでは、誰が最適かはわからない」と語っている。ロバートは『トワイライト』シリーズで自ら作曲した曲をサントラにも入れるなど、音楽活動にも無縁ではないため、可能性は十分にありそうだ。また、ジェフ・バックリーの母親はロバートについて「彼はとてもいい若手役者で、この企画に彼がかかわるというのは魅力的なこと」と好意的に語っている。