「頼むよ任天堂!」監督懇願もマリオからそっぽを向かれる?ジャスティン・ビーバー、伝記映画へのテーマ曲使用はダメ!
人気ポップ歌手ジャスティン・ビーバーのドキュメンタリーとして注目の映画『ジャスティン・ビーバー:ネヴァー・セイ・ネヴァー(原題) / Justin Bieber: Never Say Never』への、任天堂株式会社による世界的人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」テーマ曲使用が断わられていたことがわかった。本作の監督がツイッターで発信した。
監督を務めるジョン・チュウは、ツイッターで「頼むよ任天堂! ジャスティン・ビーバーの映画でマリオのテーマ曲をたった15秒でも使わせてくれないなんて……無料で広告してあげようって言っているのに、まったく」と発言。作品内で、「スーパーマリオブラザーズ」のテーマ曲使用を、任天堂から断わられていたことを明かした。
いったい劇中のどのような場面で使用される予定だったのかはわかっていないが、誰もが知る超有名ゲームには、無料の宣伝機会以上に重要な楽曲提供の選考基準があったのだろう。このニュースを報じたMTVなどによれば、昨年アメリカで公開された、エドガー・ライト監督の映画『スコット・ピルグリム・VS・ザ・ワールド(原題) / Scott Pilgrim vs. the World』は劇中で同じく任天堂のゲーム「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」の楽曲使用が許可されているということだ。チュウ監督にとっては、なぜ向こうは良くて、おれの映画では使えないんだ! という気持ちが募ってのツイートだったのかもしれない。
映画『ジャスティン・ビーバー:ネヴァー・セイ・ネヴァー(原題) / Justin Bieber: Never Say Never』は2月11日より全米公開予定