板尾創路、キム兄監督作の初日舞台あいさつに白タキシードで登場!祝福のつもりが自然体でハプニング連発!!
お笑い芸人に留まらず、幅広いジャンルで活躍する“キム兄”こと木村祐一の監督第2作『ワラライフ!!』の初日舞台あいさつが29日、東京・シネマート新宿で行われ、木村監督をはじめ、主演の村上純(しずる)、吉川晃司、鈴木杏樹、田畑智子が登壇。また、木村同様、映画監督としての顔を持ち、本作にも出演している板尾創路が花束を手に、お祝いに駆けつけた。
今やトレードマークとなった白いタキシードに身を包み、颯爽(さっそう)と登壇した板尾だったが、木村監督に手渡した花束の底部分からは水がしたたり落ち、キャスト陣は大騒ぎ。木村監督も思わず苦笑いだったが、当の板尾は涼しい顔。「初日は誕生日よりうれしいもの。撮影の苦労も吹き飛ぶ」と木村監督の労をねぎらった。その後も板尾はフォトセッションでポスターパネルの後ろに立ってしまい、カメラマンから前に出るよう指示されたり、良かれと思ってポスターパネルの位置を変えると、そのままパネルを倒してしまったりと自然体でハプニングを連発! 木村監督もたまらず「何年(この仕事を)やってまんねん」とツッコミを入れていた。
それでも板尾は「もう何十年も監督やってるような風格。昔から何でもできる男だった。そのうちロケバスの運転もするんじゃないかと思うほど。彼の将来が楽しみです! 終わりです!」と最後までマイペースに木村監督の多才ぶりを褒めちぎっていた。
『ワラライフ!!』は木村監督の実体験をベースに、かけがいのない家族愛を描いた心温まるファミリードラマ。結婚を控える主人公・修一(しずる村上)が、引越しをすることになった実家を訪問し、家族の思い出に触れる姿を描く。木村監督は「干支(えと)も4回目で、昔のことをしんみり思い出す年ごろになった。1月29日(公開初日)を家族の日に制定させていただき、家族と食事したり、実家に電話したりしてほしい」とアピールしていた。
映画『ワラライフ!!』は全国公開中