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海老蔵そろそろ解禁?三池崇史監督、海老蔵主演の時代劇を編集中!映画祭に出席できず

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スクリーンに映し出される三池監督に場内は大歓声
スクリーンに映し出される三池監督に場内は大歓声 - Photo:Harumi Nakayama

 三池崇史監督『十三人の刺客』がオランダで開催中の第40回ロッテルダム国際映画祭で現地時間29日、招待上映された。同作品の海外バージョンは昨年ワールドプレミア上映されたヴェネチア国際映画祭上映時と同じ、日本公開版を15分短縮したものだが、今回はその日本公開版を特別上映するとあって、チケットが完売する盛況ぶりだった。

こちらも三池崇史監督最新作の時代劇『実写版映画 忍たま乱太郎』

 同映画祭と三池崇史監督の関係は深く、サイコホラー『オーディション』(1999)で国際批評家連盟賞とオランダジャーナリスト賞を受賞し、ここから三池作品の国際的な評価が高まるきっかけとなった。残念ながら三池監督は、市川海老蔵主演の時代劇を編集作業中とあって現地入り出来なかったが、代わりにビデオメッセージを寄せた。その中で三池監督が「今回の上映は、欧州では見る事が出来ない日本公開バージョンです。より自分の映画らしい仕上がりになっています」と説明すると、場内から「ウォ~!」と一斉に拍手が沸き起こった。

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 上映では皮肉にも海外向けにバッサりカットした、十三人目の刺客となる、伊勢谷友介演じる山の民・木賀小弥太の性豪ぶりを表現したシーンが大ウケ。三池監督らしさを理解するファンにとっては、日本公開版の方がお好みのようだ。

 また同映画祭では、三池監督『セブラーマン-ゼブラシティの逆襲-』も招待されており、相変わらずの三池人気の高さを示している。(取材・文:中山治美)

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