シノラーこと篠原ともえ、女優として新境地!喪服姿で涙を流す31歳の女性の色香漂う!
タレント篠原ともえが出演している短篇映画『避けられる事』が第40回ロッテルダム国際映画祭のスペクトラム部門に招待され、現地時間29日、上映が行われた。
同作品は早稲田大学大学院国際情報通信研究科安藤紘平研修室に留学し、現在は日本を拠点に活動しているシンガポール出身の気鋭作家エドモンド楊が監督。すでに昨年末に行われたアラブ首長国・ドバイ国際映画祭にも出品されている。物語は、交通事故で死亡した同級生の葬儀に参列するために、久々に故郷で再会を果たしたナオコ(杉野希妃)とサユリ(篠原)が主人公。因縁ある2人の再会は、ぞれぞれの人生を大きく変えていくことになるという、22分間のほろ苦い人間ドラマだ。
篠原と言えばかつて、独特のファッションと超ハイテンションのキャラクターで「シノラー」旋風を巻き起こしたことも記憶に新しい。現在も石野卓球プロデュースでアルバムをリリースしたりファッションデザインを手掛けるなど、アーティストとして幅広く活動を行っている。そんな明るいイメージの強い篠原が『避けられぬ事』では一転、「静」の演技に徹しているのが新鮮だ。映画後半には、今は亡き愛する人を想い、喪服姿でハラハラと涙を流すシーンに挑むなど、ならではの、大人の女性の色香を漂わせている。
本作品の日本上映は未定だが、女優・篠原ともえの新たな一面を開花させた作品として注目を浴びそうだ。(取材・文:中山治美)