サンダンス映画祭、グランプリ決定!アメリカ人学生とイギリス人学生の遠距離恋愛映画『ライク・クレイジー』
アメリカ・ユタ州のパーク・シティで開催されたサンダンス映画祭で、遠距離恋愛をテーマにしたドレイク・ドレマス監督の映画『ライク・クレイジー(原題) / Like Crazy』が、ドラマ部門グランプリである審査員大賞を受賞した。
本作は、アメリカ人学生のジェイコブとイギリス人学生のアンナの遠距離恋愛を描いた作品。ドレマス監督は、「この映画は愛についての物語。愛は決して死なず、人生で常に僕たちとともにあるものです。初めて感じた愛情は消えることなく、僕の愛もきょう、ここにあります」と感謝のスピーチ。自分の両親にこの賞を捧げ、「愛を信じ、いつかこの映画を僕が作るために愛がどれほど重要か僕に教えてくれた」と感謝のコメントをした。本作では、アンナを演じたイギリス人女優フェリシティ・ジョーンズも特別審査員演技賞を受賞している。
ドキュメンタリー部門では、安楽死をテーマにしたピーター・D・リチャードソン監督の映画『ハウ・トゥ・ダイ・イン・オレゴン(原題) / How To Die In Oregon』が最高賞を受賞。リチャードソン監督は受賞スピーチで「自分の人生に僕を迎え入れ、最期の4年間をドキュメントさせてくれた素晴らしい人々にこの賞を捧げたい。この賞はあなたたちのものであり、あなたたちによって得られたものだ」と喜びを語った。