水野美紀が豹変!SEXや狂気、生と死描く園子温監督新作『恋の罪』に女優生命懸ける
映画『冷たい熱帯魚』が絶賛公開中の鬼才・園子温監督の新作映画『恋の罪』に女優の水野美紀が出演し、女の壮絶な生きざまを体当たり演技で挑んでいることがわかった。本作には冨樫真、神楽坂恵らも出演し、女3人の女優生命を懸けた演技に注目が集まる。
園監督といえば、第67回ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門に正式出品され、実在の猟奇殺人をモチーフにしたその過激描写が話題となっている『冷たい熱帯魚』でメガホンを取った鬼才。新作となる『恋の罪』は、水野をはじめ、映画『犬、走る』『閉じる日』の冨樫、『冷たい熱帯魚』にも出演している神楽坂を迎え、やはり実際に起こった事件にインスパイアされ制作された作品だ。
物語の舞台は、21世紀直前に起きた渋谷区円山町のラブホテル街。どしゃぶりの雨が降りしきる中、一人の女が死んでいたことから始まる。刑事役の水野と大学助教授役の冨樫、そして主婦役の神楽坂が、SEXや狂気、生と死、家族などを通して壮絶な愛の地獄を体当たりで演じ、鮮烈な映像で描き出されるセンセーショナルな作品に仕上がっている。園監督に演出された水野がどう豹変(ひょうへん)するのか? 本作の見どころの一つになりそうだ。
映画『恋の罪』は2011年公開予定