セカイカメラで戦国時代を体感できる!『のぼうの城』舞台をスマートフォンで観光!
大好きな映画や小説の舞台となる街を、作品の世界観を感じながら歩いてみたい! そんな夢を今秋公開予定の映画『のぼうの城』が実現した。舞台となった埼玉県行田市を観光しながら、iPhoneなどで内蔵されたカメラを気になる対象物にかざすと、エアタグと呼ばれる文字などの付加情報が表示されるサービスがセカイカメラ上で開始された。セカイカメラとは、iPhoneとAndroid上で動作する無償のソフトウェアである。
街歩きの楽しみが倍増しそうなこの企画。実際にどんなことが起きるかというと、舞台である行田市の歴史的スポットを、スマートフォンのソフト・セカイカメラでのぞくと本作にまつわる情報が表示される仕組みで、究極の街ガイドともいえそうだ。ふと立ち止まってスマートフォンをかざすと、そこには野村萬斎演じる本作の主人公・成田長親のエピソードが表れたり、原作である小説の一部も読むことができ、どっぷりと本作の世界観に浸ることができるファンにとってはたまらない企画となっている。そのほかにも市内各所には約500個のエアタグが設置され、ご当地グルメ店や観光スポットの情報が満載。本作のみならず、映画と舞台となった土地との新たな楽しみ方の先駆けとなりそうだ。
映画『のぼうの城』は戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の20,000人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。野村をはじめ、榮倉奈々、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴、上地雄輔、山田孝之、平岳大、市村正親らの豪華共演にも注目が集まっている。
映画『のぼうの城』は2011年秋公開