『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキン 新テレビドラマを製作
映画『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞を含め、数々の賞にノミネートされている脚本家のアーロン・ソーキンが、新しいテレビドラマを製作することになった。
アーロン・ソーキン脚本映画『ソーシャル・ネットワーク』写真ギャラリー
アーロンは、質の高いドラマとして評判だったテレビドラマ「ザ・ホワイトハウス」をプロデュースし、脚本を書いてエミー賞を獲得。映画では脚本を手がけた『ア・フュー・グッド・メン』『アメリカン・プレジデント』『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』でゴールデン・グローブ賞の脚本賞にノミネートされ、今年は『ソーシャル・ネットワーク』でゴールデン・グローブ賞最優秀脚本賞を受賞している。
ウィットに富み、テンポのいいセリフが特長のアーロンだが、民放の視聴者にはレベルが高すぎるとの見方もあり、「ザ・ホワイトハウス」の次に製作したテレビドラマ「スタジオ60・オン・ザ・サンセット・ストリップ(原題) / Studio 60 on the Sunset Strip」は、一部の視聴者には好評だったにもかかわらず、1シーズンでキャンセルされてしまった。
しかし、今度の新ドラマはケーブル局HBOで製作されるため、レベルの高さも生き残りも期待がされる。「モア・アズ・ザ・ストーリー・デベロップス(原題) / More as the Story Develops」と仮に題されたドラマは、ケーブルニュース番組の舞台裏を追ったものになる予定とのこと。これまでの「スタジオ60」「スポーツ・ナイト(原題) / Sports Night」も共に、テレビ番組の舞台裏を描いたもので、「ザ・ホワイトハウス」も米ホワイトハウスの舞台裏を描いたドラマ。アーロンが今度はどんな舞台裏を見せてくれるかが楽しみだ。WENNによると、キャスティングはまだ発表されていないというが、先日降板したMSNBCの元看板キャスター、キース・オルバーマンが何らかの形で関係している可能性があるらしい。