ジョン・ウー監督、セルフリメイク作続々!ハリウッドで『狼/男たちの挽歌・最終章』3Dリメイク決定!!
ジョン・ウーが、1989年公開の映画『狼/男たちの挽歌・最終章』(日本公開は1990年)をハリウッドで3DリメイクするとEssential Entertainment Media, LLCとLion Rock Productionsが発表した。ジョン・ウーは、自身がメガホンを取った1986年公開の映画『男たちの挽歌』(日本公開は1987年)を韓国でリメイクした映画『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』で製作総指揮を務め、その日本公開を2月19日に控えているが、今回の『狼/男たちの挽歌・最終章』のリメイクでも、製作総指揮を務めるという。Coming Soon.netによると、メガホンを取るのはイ・ジェハン監督で、主演はチョン・ウソン。映画『私の頭の中の消しゴム』コンビが再びタッグを組み、全編英語、3Dで名作のリメイクに挑む。
映画『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』場面写真
『狼/男たちの挽歌・最終章』は、監督と主演が同じために邦題に“男たちの挽歌”と付けられたが、『男たちの挽歌』シリーズの続編というわけではない。引退を決意していた殺し屋のジェフリーが、歌手のジェニーを失明させてしまい、彼女の手術費用を稼ぐために再び殺し屋の仕事を始め、組織との攻防に進展していくストーリーだ。今回、ジョン・ウーが製作総指揮を務め、映画『私の頭の中の消しゴム』で感動の涙を誘ったイ・ジェハン監督とチョン・ウソンのタッグで映画化されることが決定した。映画は、全編英語の3Dで制作されるという。
Coming Soon.netによると、ジョン・ウーは、「わたしにとって、自分の映画はすべて特別だが、『狼/男たちの挽歌・最終章』はその中でも特に好きな作品なんだ。今回、英語で、3Dで、そして優秀なイ・ジェハン監督のもとでリメイクするとあって、ワクワクしているよ」とコメントしているという。イ・ジェハン監督とチョン・ウソンがタッグを組んだ『私の頭の中の消しゴム』は、若年性アルツハイマーという難病におかされた妻と夫の切なくも美しいラブストーリーだったが、今回2人が挑むのはアクション・メロドラマ。2人の新たな挑戦に期待したい。