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ハリウッド映画人の収入番付発表!ジェームズ・キャメロン監督は1年で200億円超!ジョニデのギャラは1作当たり約30億円!

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でも製作費は2億3,700万ドル(推定)だからね……。-ジェームズ・キャメロン監督
でも製作費は2億3,700万ドル(推定)だからね……。-ジェームズ・キャメロン監督 - Ethan Miller / Getty Images

 2010年に最も稼いだ映画関係者トップ40ランキングが発表され、映画『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が1位に選ばれたと米バニティー・フェア誌が報じている。キャメロン監督が2位ジョニー・デップの2倍以上の金額を稼いでいる一方で、昨年のアカデミー賞で作品賞・監督賞を受賞した映画『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督はリストから漏れているという事態も見られた。

ジェームズ・キャメロン監督が製作総指揮を務める映画『サンクタム』場面写真

 今月2日に発表された同ランキングは、プロデューサーや監督、俳優など映画制作にかかわった人を対象にしたもので、広告収入やCM出演料など映画とは無関係なものは省かれた上で、米バニティー・フェア誌の独自調査に基づいて制作されている。1位のジェームズ・キャメロン監督は約205億6,000万円(2億5,700万ドル)と、2位のジョニー・デップの約80億円(1億ドル)の2倍以上の金額を稼いでいるという結果になった。発表されたランキングで1億ドル以上を稼いでいるのは、この2人だけだ。(1ドル=80円計算)

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 世界的に大ヒットした映画『アバター』で監督・脚本・製作・編集を務めていたキャメロン監督が1位になることは予想内だが、興味深いのは役者に専念しているジョニデが、役者としては突出した金額を稼いでいること。気になる内訳は、世界中で大ヒットを記録した映画『アリス・イン・ワンダーランド』の出演料が約32億円(4,000万ドル)、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』の前払い金が約28億円(3,500万ドル)、アンジェリーナ・ジョリーと共演した映画『ツーリスト』が約16億円(2,000万ドル)、残りが過去作からの収入となっている。元々の人気に加え、出演本数の多さがランキングに反映されたようだ。

 3位以下は、スティーヴン・スピルバーグ監督、映画『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオティム・バートン監督と順当な結果。意外なところでは映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』が大ヒットしたトッド・フィリップス監督が8位に、映画『トワイライト・サーガ』シリーズのクリステン・スチュワートロバート・パティンソンテイラー・ロートナーがそろってトップ15以内にランクインしている。

 人気俳優・監督たちの華々しい稼ぎっぷりの一方で、昨年の賞レースを席巻した映画『ハート・ロッカー』のビグロー監督が40位にも入らないなど、評価の高い映画が興行収入を稼げるとは限らない現実もちらり。ハリウッドの新たな一面を見ることができるランキングだ。

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